乗り捨てもOK！？カップル向け自転車に、ボートとのセットもある！

観光名所を効率的よくめぐり、また潮風を感じながら松林を颯爽と駆け抜けたい——。
そんな望みが叶うのがレンタサイクル。
全長3.6kmの天橋立を徒歩で渡るとなると約70分もかかりますが、自転車なら約20分でいけるんです！
左右に海を眺めながら、松林を颯爽と走り抜けて対岸を目指しましょう。

天橋立周辺には、自転車のレンタルを行っている場所がいくつかあり、利用方法や自転車のタイプはさまざま。
そこで、今回は天橋立を効率よく観光するためのレンタサイクル事情をどこよりも詳しくガイドしてみたいと思います。

まず、最もポピュラーなのは、観光船を運航する丹後海陸交通が行っているレンタサイクル。
天橋立の両岸にある観光船乗り場、文殊側の天橋立桟橋と府中側の一の宮桟橋で自転車を借りることができ、どちらも対岸で乗り捨てできるのが最大のメリット。
レンタサイクルの料金は2時間以内400円で、以後は1時間ごとに200円となりますが、ケーブルカーや観光船とセットになったお得な観光券もあるので、レンタサイクルを借りる前にここでしっかりチェックして！
お得な観光券を利用して、文殊側の天橋立桟橋から府中側の一の宮桟橋に渡ってレンタサイクルを乗り捨てたら、ケーブルカーを利用して天橋立を望む絶好のスポット・傘松公園へ。
上から絶景を眺め、帰りは一の宮桟橋から観光船で再び文殊へ戻ってくるというプランも立てられます。
また、一の宮桟橋を起点にして文殊側の天橋立桟橋に向かい、天橋立ビューランドに上って、天橋立を南側から一望する逆コースにも利用できます。

そして、ここで耳寄り情報を！
丹後海陸交通の天橋立桟橋と一の宮桟橋では、二人乗り自転車がレンタルできるんです！
カップルなら、ぜひ二人乗り自転車を選んで♪
力を合わせてペダルをこぎながら縁結びの聖地・天橋立を散策すれば、ふたりの仲も深まるはずですよ。

天橋立を往復するだけなら、観光船＆チャリ900円、モーターボート＆チャリ1000円（4名以上のみ／GW・お盆期間はなし）のセットもあります。
行きは自転車、帰りは観光船かモーターボートを利用して往復すれば、「海から天橋立を眺めたい！」というワガママも叶えられます♪

モーターボートとのセットなら、天橋立・文珠のメイン入口横のレンタサイクルとモーターボートのお店・傘松観光モーターボートの「ちゃりぼー」もおすすめ。
こちらも両岸の観光船乗り場付近で自転車の貸し出しと返却を受け付けていて、自転車1時間＋ボートで大人900円、小学生600円、幼児400円。
大人用の自転車は、オシャレなブリジストンのミニベロで、子ども用自転車と子ども乗せ自転車もそろっているので、ファミリーにはぴったりですね。

ほかにも、両岸の観光案内所やみやげ店、ホテル、自転車店と、レンタサイクルが利用できる場所はいっぱい♪
2時間400〜500円が多いのですが、1日500〜1,000円で貸してくれるところもあるので、滞在時間にあわせてお得なレンタサイクルを選びましょう。

そして、楽に観光名所を回りたい方におすすめなのが、電動アシスト自転車。
宮津駅から徒歩10分ほどのところにある道の駅「海の京都 宮津」では電動アシスト自転車が2時間500円で借りられる上、レンタサイクルで周辺を観光している間、無料で自家用車の留め置きが可能です。

天橋立まで自転車で20分ほどかかりますが、天橋立を渡るだけではなく海沿いの道を自転車で走ったり、周辺スイスイ散策したいならこちらもおすすめです！
こちらは2015年11月にオープンしたばかりの新しい道の駅で、中には観光案内所もあるので、周辺の観光スポットをチェックしたり、地図を手に入れたりするのにぜひ利用してください。
また、帰りには天橋立のおみやげや新鮮な地元の農産物も買って帰ってくださいね。

あなたもレンタサイクルをうまく利用して、見どころたっぷりの天橋立観光を満喫しませんか。